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老いの恩恵 その10

おしまいです

老いの恩恵10

自問自答

「老いの恩恵」をテーマに始めたこのシリーズも今回でおしまいです。実は思ったよりも時間がかかりました。

初めは軽い気持ちで「それなりの年齢になったので、そのあたりの思いを何回か…」と思ったのですが。

書き始めると
・はて、老いの恩恵とは具体的には何だろう?
・そもそも僕は、恩恵に気づいているのだろうか?
・果たして僕は、恩恵を受け取っているのだろうか?

といった、問いかけが始まってしまいました。

自問自答、堂々巡り、足踏み状態です。

そもそも老いの恩恵とは

今回の「老いの恩恵」シリーズを整理すると

人間は、ある年齢に達することで、次の二つが起こると仮定しました。その前に「ある年齢」とは、例えば定年退職の年齢でもよいし、40代半ばから60代などのいずれかで、「ある年齢」には個人差があります。

ある年齢に達すると起こる二つの「解放」
1 若い頃の身体的な衝動や感情的な欲望から解放される。
2 社会的な上昇志向や責任といったものから解放される。

つまり肉体と社会からの解放です。

歳をとって、この二つから解放されることで、「素の自分」に気づく可能性が出てきます。「素の自分」とは、思春期のドキドキした自分でもなく、社会人としてのやり甲斐でもなく、家庭でのそれなりの立場でもなく、誰かの期待に応える必要のない、「素の自分」です。

もちろん、思春期のさまざまな思いも大切ですし、社会で働くことの喜びや家庭生活の安らぎも大切なことです。それぞれの時期にはそれぞれの生き方があります。

しかし、ある程度の年齢になったら、そういったものから徐々に解放されて、「素の自分」が現れてくるのではないでしょうか。そして、もし、それが起きたら?というのが「老いの恩恵」です。

そして、老いに伴う二つの変化を素直に受け入れることができたなら、次に起こることは肉体からでもない、社会のためでもない、もう一つの「私」です。

つまりそれは「魂の成長」です。

魂の成長なのか
ただの怠け者なのか

ところで僕の場合ですが。
最近はのんびりと暮らしています。以前の生活とは大違いです。社会との距離もだんだんと広がっています。いいことです。

それでは、「魂の成長」が進んでいるのかというと、それは謎です。ただの怠け者の可能性は大です。

のんびりとはいえ、年齢に応じた雑事は多々あり、予期せぬ出来事も度々です。その度ごとに、心がかき乱されます。

ただ、ずいぶん昔に、騒がしい街中の生活こそ、魂の成長の機会だという考え方もある、と聞いたので、これはこれでいいのかと思っています。

これからの

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中安 一成 自然療法家 静岡市

自然療法家。バッチフラワーレメディ、ロッキングテクニックなどのワークを行う。静岡市在住。

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