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自然遺産屋久島紀行最終回

目次

屋久島の人々

屋久島はほとんどが山

屋久島は殆どが山で、人が居住できるところは島の淵をぐるりと一周するかなり狭い範囲だけだそうです。(グーグルマップより)

島民約11,000人のうち、屋久島に魅入られて移住した人は約500人。


移住して18年の友人は、移住仲間だけではなく地元の人たちともすっかり仲良くなっていて、どこへ行っても誰と会っても挨拶を交わす、人との触れ合いがある豊かな暮らしをしていました。


移住者の中には、屋久島の自然を生かしたお花とハーブの広大なお庭を作っている方もいらっしゃいましたよ。

ハーブガーデン
ハーブガーデン

また、自然に囲まれた場所で子育てをしたいという若いご夫婦も多いようなので、島の将来にとっても良い事ですよね。


屋久島へは、日常の煩雑さから離れてゆっくり非日常を味わおうと思ってでかけたのですが、行ってみるとどうも感覚が違う…。

「日常から離れる」というよりは「元いた場所に戻ってきた」という不思議な感じがしました。呼吸がゆっくりとなり、思考が止まり、感情が平らになるような感覚。根を下ろすような感覚。普段使われていない感覚が甦ってくるようでした。


そんな不思議なパワーのせいか、色々なセラピストやヒーラーの方も多く移住していました。
こちらは屋久島で採れたクリスタルです。

屋久島で採れたクリスタル

屋久島のセラピールーム「ゆるり」

友人であるなおみさんがこの島に移住したのも、自分の理想の暮らし方だったからだけではなく、都会で働くセラピストたちに安らぎとリセットの場所を作ってあげたいということからでした。


こちらが「ゆるり」というセラピールームのある友人宅です。

裏に回るとお庭です。

バナナもできるそうですよ。お庭の向こうには海が見えます。

屋久島最終日 ところが…

屋久島の旅最終日は「ゆるり」でゆるりとして、いざ東京へ戻ろうと空港へ向かったら、悪天候のため飛行機が飛ばず、再び「ゆるり」へ逆戻り。


いつもの事なのだそう… 屋久島へ行くときは前後数日余裕を持ってでかけないとダメよ!と言われました。


娘は大事な会議に出席できずにオタオタしていましたが、もうどうすることもできません。
私としては嬉しい1日延長。


翌日には、お隣りの家(と言っても車で数分のところ…)に連れて行ってもらいました。


ここからはお隣のお宅拝見です。


上下水道もガスも使わない生活だそうです。ソーラーシステムが入ったら電気も買わないようになるそうです。

これは何だと思いますか?

なんと!トイレです。完全浄化装置が付いていて、浄化したお水はハーブや野菜のお水になるそうです。野菜もハーブもいっぱい育てていました。

自宅の脇を流れる川。

お昼寝のできるハンモック。

こちらのお家の中学生のお嬢さんはリアルもののけ姫としてテレビの取材を受けていました。可愛いお嬢さんでしたよ。

おまけのお宅訪問も終えて東京に戻りました。

また屋久島に帰れるようにと願いながら…

この記事を書きました 佐佐木景子
佐佐木景子講師

佐佐木景子》25年以上にわたりアロマセラピストの育成指導、商業施設や医療機関でのアロマ事業プロデュースを行う。 アロマセラピスト、心身健康アドバイザー、日本フィトセラピー協会理事、西九州大学客員教授、人間総合科学大学講師。FacebookYoutube

佐佐木景子の自然遺産屋久島紀行

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