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はじめてのジェモセラピー入門セミナー レポート

gemmo
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ミハエラ・シェルブレア先生によるジェモセラピーセミナー

2024年7月1日に、ルーマニアの医師であり、ジェモセラピーの専門家であるミハエラ・シェルブレア先生を招き、「はじめてのジェモセラピー入門セミナー」をオンラインにて開催いたしました。

今回は、セミナーに参加された佐佐木景子さんからいただいた受講レポートをご紹介いたします。セミナーの概要については、次のリンク先をご覧ください。

佐佐木さんの「はじめてのジェモセラピー入門セミナー」レポート

7月1日にルーマニアの医師ミハエラ・シェルブレア先生による「初めてのジェモセラピー オンライン入門セミナー」が行われました。セミナーの概要をご報告させて頂きます。

ジェモセラピーについて

ジェモセラピーは、ラテン語のGemma「つぼみ、木の芽」からできた言葉で、そこから派生したのが「宝石、貴石」という言葉です。


ジェモセラピーでは、高木や低木の木の芽や樹液や樹皮の内側から抽出されたエッセンスを使用します。まだ未分化の幹細胞を使用することから植物幹細胞療法とも呼ばれています。


植物幹細胞にはこれから分化していくために必要な酵素や全ての遺伝情報が含まれています。それらは生命を誕生させるエネルギーを持ち、今まさに成長しようとする最大のパワーを発揮すると考えられていて、私たちの体にも影響を与えるとされています。


日本ではまだあまり知られていない療法ですが、フランスを中心にヨーロッパではアロマセラピーと同様に、不調の改善に対して日常的に使われているということでした。


セミナーでは、なぜジェモセラピーが生まれたのか、その発展の歴史なども知ることができて理解が深まりました。


ジェモセラピーの働きとしては、老廃物の排出(ドレナージ)及び有害物の解毒(デトックス)、傷んだ臓器や傷をいやす、身体機能を調節・安定させるなどが挙げられます。

ジェモセラピーの効果についてのまとめ

  1. 解毒効果
  2. 排出や臓器の活性化
  3. 臓器のサポート。栄養を与える。
  4. 身体のより深い治癒のための準備(他の療法のサポート)。
  5. 急性の不調にも慢性の不調にも使える。
  6. 治癒の過程を邪魔することなく悪化を和らげる。

ジェモセラピーで使われる代表的な3つのレメディの使い方の紹介

  1. Abies pectinate ヨーロッパモミの木:骨格や成長に関連。
  2. Salix alba セイヨウシロヤナギ:使用する植物の部位によって、生殖器系、骨格、眼、中枢神経など違った器官と関連。
  3. Crataegus oxyacantha サンザシ:臓器への緩和作用、心臓と関連。

セミナー後の質疑応答では…

質問タイムではたくさんの質問が出され、活発な意見交換が行われました。

  • 慢性の蕁麻疹にはどのレメディを使ったらよいですか?
  • レメディの作り方の違いでの効果の違いはありますか?
  • 通常使われるレメディの種類はどれくらいですか?
  • 鼻炎に効果的なレメディは?
  • 薬や漢方との併用は大丈夫ですか?

などの質問に対して一つ一つ丁寧にお答えいただきました。

今回のセミナーに参加して、未知の世界であったジェモセラピーが身近に感じられるようになり、これからもっと深く知って使いこなせるようになりたいと思いました。

2024年11月開講のジェモセラピー講座

晝間郁子さんの自然療法サロン&スクール LivingWellでは、ミハエラ先生の「ジェモセラピー基礎講座」を2024年11月より開講いたします。くわしくはこちらをご覧ください。

ミハエラ先生のジェモセラピー基礎講座

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この記事を書いた人
佐佐木景子講師

佐佐木景子》25年以上にわたりアロマセラピストの育成指導、商業施設や医療機関でのアロマ事業プロデュースを行う。 アロマセラピスト、心身健康アドバイザー、日本フィトセラピー協会理事、西九州大学客員教授、人間総合科学大学講師。FacebookYoutube

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