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第4回勉強会レポート バッチフラワーレメディ

バッチフラワーレメディ

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学びのオンラインサロン勉強会は、毎回ゲストを招き、ゲストのこれまでの歩みやその専門分野から、興味深いこと、気になることについて、ちょっと聞いてみよう、質問してみよう、というコンテンツです。学びのオンラインサロン会員の皆さんには事前にZOOMの設定をお送りいたします。ご自身でログインしてご参加ください。

第4回は「バッチフラワーレメディとは」

第4回目となる学びのオンラインサロン会員勉強会では、バッチフラワーレメディを取り上げました。現在、世界中にはたくさんのフラワーエッセンスが広まっていますが、その最初のものとなったのがバッチフラワーレメディです。

今回の勉強会では、そもそもバッチフラワーレメディとは? それを作りあげたバッチ博士とは? その仕組みと世界観について取り上げました。

主な内容

  • バッチフラワーレメディとは
  • エドワード・バッチ博士について
  • バッチフラワーレメディの安全性
  • バッチフラワーレメディの選び方
  • 反対側の質を育むとは
  • 何が起こっているのか
  • 認知症とバッチフラワーレメディ
  • 歳をとってからの記憶の衰え

開催情報

  • 日程 2024年10月17日(木)
  • 時間 17時より18時
  • 講師 中安一成
  • 対象 学びのオンラインサロン会員
  • 費用 無料
  • 参加 事前に送られる会員向けメールのZOOMのURL/リンク先よりお入りください。
  • 開催 オンライン(ZOOM)

バッチフラワーレメディとは レポート

今回の勉強会ではバッチフラワーレメディを取り上げました。前半はバッチフラワーレメディの全体像とバッチ博士についてです。

バッチ博士の生涯

バッチ博士は1886年9月24日に生まれ、1936年11月27日に亡くなりました。50歳でした。医師としてワクチンを用いた医療活動をしていた彼は、1917年31歳の時に、癌による大量出血ととも昏睡状態に陥り、緊急手術を受けました。そのとき余命3ヶ月と言われたものの、奇跡的に回復し、自身の研究テーマであるワクチン開発と治療活動の現場に戻りました。

その後にホメオパシーとの出会いがあり、さらにそこからフラワーレメディの発見、開発へと向かいました。具体的には1928年9月末に最初のレメディとなるインパチエンス、ミムラス、クレマチスを発見しました。このときバッチ博士は42歳でした。その後、続けてフラワーレメディを発見し、1935年に38種のレメディのシステムが完成し、その翌年の1936年11月に亡くなりました。50歳でした。

とてもざっくりとした紹介ですが、50年の人生の中で医師としての活動はおよそ25年間、そのうち最後の8年間はフラワーレメディの開発とレメディによる治療活動の日々でした。まさにフラワーレメディのための人生であり、彼の人生を詳細にみていくとフラワーレメディへの理解も深まります。

最も表面にある否定的な感情、そして反対側にある質とは

バッチ博士はフラワーレメディの選択基準として「心の最も外側(表面)にある否定的な感情」を示しました。それはイライラ、怒り、恐れ、悲しみといったものです。心の表面にあることで、実感しやすく、また変化も感じやすいでしょう。仮に表面にある感情がわからなく迷ったとしても、その迷ったところからレメディを選択します。ですから、フラワーレメディの選択にはまちがいはなく、玉ねぎの皮を向くように、確実に、最も必要な部分へと至ります。

もうひとつバッチ博士は、「否定的な感情の反対側にある質を育む」ということも言っています。「反対側にある質」とは?です。

それはひとつの植物に見られる葉、茎、根といった緑の領域と、鮮やかな色彩をあらわす花の領域との対比です。バッチ博士は植物の緑の領域の中に、人間にも対応する地上的な要素(つまり地上生活のあらわれ、人間であれば感情の変化)を見て、そこからの変容の結果として花の存在に注目しました。

今回の勉強会ではそのようなことをお話ししました。

認知症と「歳をとると記憶が衰える」

認知症は高齢化社会を迎えた日本では大きな問題です。認知症の症状は大きく分けて二つあります。それは中核症状と言われる記憶障害、判断力の低下などで、これは誰もに見られるものです。もうひとつは周辺症状と呼ばれるもので、幻覚、妄想、徘徊、暴言、暴力などで、これは人によって出る人と出ない人がいます。

バッチフラワーレメディ的視点で見ると、周辺症状には何らかの感情面での停滞、混乱、抑圧の可能性を感じられます。そこでフラワーレメディを使って、受け手の混乱した感情の中和、整理を行ってはどうか、というものです。

もうひとつの「歳をとると記憶が衰える」ですが、歳をとると身体の衰え、硬直化と共に、心にも変化が生じます。子どもの頃の記憶が鮮明なのは、記憶が映像的であり、思い出すたびにそのときの感情がよみがえる…というような記憶活動としてはとても動的です。

歳をとるとどうしても、記憶の質が浅くなり、感情の動きも停滞しがちです。ここでも「感情」がキーワードになってくるので、フラワーレメディを使って、混乱した感情の中和、整理を行い、感情の質を高めてはどうか、と言うのが今回の提案でした。

無事に終了しました。ありがとうございました

勉強会は1時間、正味50分なので、盛りだくさんの内容を足早にご紹介したという感じです。参加の皆さんにとって、少しでも参考にしていただければ幸いです。

私のサイト(notebooks801)では、それぞれのフラワーレメディの解説、使い方などをブログ記事としてご紹介しています。サイト内の801書庫をのぞいていただければ、いくつかの記事をご覧になることができると思います。

また詳しい学びのためにバッチフラワーレメディ基本オンラインクラスとそれぞれのレメディについて学ぶ38種のバッチフラワーレメディクラスも開催しております。

ありがとうございました。

今回の講師 中安一成

バイオグラフィーワーク notebooks801

1980年代後半より鍼灸師、植物療法家として自然療法に携わる。静岡市在住。現在はバイオグラフィーワーク、バッチフラワーレメディ、ロッキングテクニックの講習を行う。サイトnotebooks801を運営。バッチフラワーレメディ(バッチ財団登録)プラクティショナー、エサレンマッサージプラクティショナー、レイキマスター、鍼灸マッサージ師、バイオグラフィーワーカー養成コースアドバンス修了。

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