natural table 学びのオンラインサロン会員交流会第2回 レポート

学びのオンラインサロン会員交流会
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4/23 学びのオンラインサロン会員交流会を開催しました。

2024年4月23日に第2回となる「学びのオンラインサロン会員交流会」を開催いたしました。ご参加いただいたみなさまありがとうございます。

この交流会は、参加のみなさまからのご質問、問いかけを元に、それぞれ意見を交わし、みんなで考えてみようというものです。今回も、さまざまな分野からテーマをいただきました。

年齢によってセラピーに求めるものはちがう

今回もテーマが次から次へと展開していったのですが、その中で印象に残ったことをひとつご紹介します。

それは「年齢、世代によってセラピーに求めるものはちがうのではないか」です。

確かに20代の方と60代以上の方では、求めるものが違うでしょう。20代の方であれば美容や今の自分をより良く見せることに関心が向くかもしれませんし、60代以降であれば、今ある心と体の健やかさ、そしてエイジングが大きなテーマとなるでしょう。


これは単純に年齢だけでなく、人生のどこの地点にいるか、たとえば学生の頃と仕事についてからでは違うし、生活圏が都市と郊外、子育て世代と子育て卒業世代、人生のキャリア育成時期と老後の生活…など、今、どんな人生を歩んでいるかによって必要とされるものが違ってきます。

そのような視点を持つならば、同じ年齢、世代であっても個人によって、人生に求めるもの、価値観、また危機感も大きく異なるでしょう。つまり個人によってまったく違う、ということです。

セラピーの目的は個人によってちがう

言われてみれば当たり前のことですが、これがサロン運営となると、主たる利用者像をどのように描くかによって、セラピーの目的も変わり、そこから技術の選択、そして価格の設定、内装、広告などに反映することでしょう。

結局それは、セラピストが持っている健康観、世界観がベースになるので、セラピストが提供するセラピーの方向性は、自ずと決まってくるのでしょう。

なんだか堂々巡りのようですが、ひと回りして納得した、という感じです。

終わったあとで

さて、交流会は1時間なので、あっという間に終了しました。結論めいたものはありませんでしたが、みんなで意見を交換することは、ぼんやりとしたことが整理されたり、思ってもみなかった可能性に気づくことができてよかったです。やはり話すって大切ですね。

交流会が終わったあとで、ふと思い出したことがあります。それは私の以前の仕事場でのことです。当時は、AEAJのアロマセラピスト認定校を運営していて、アロマセラピスト養成を行っていました。

そしてクラスの最後に「たくましいアロマセラピストのために」という授業を行っていました。それはこれからアロマセラピストして活動する方のためのいろいろなヒントを取り上げたクラスです。

この授業の中で「アロマセラピーは幸せなセラピーだから、アロマセラピストもその幸せの輪の中にいますよ」ということをお話ししました。そしてアロマセラピストは自分自身を大切にすること、そして「アロマセラピストは幸せの感度を高めること」ということも提案しました。

今回の交流会の内容と、関係がありそうな、なさそうな感じですが、最後の方の、セラピストはどんな世界観を持つのか、ということと少し関係があるかも、と思いました。

次回の学びのオンラインサロン会員交流会、または勉強会は2024年5月23日(木)21時からの予定です。くわしい内容は決まり次第お伝えします。

NTスタッフ

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