今や知識を学ぶことはあらゆる場面でもできます。コロナ禍で、リモートになったおかげでいろいろな変革が起こりました。
それは、グーテンベルグの印刷機の発明で聖書が普及したことによる布教や多くの宗派ができたこと、また、野外でキャンパスに景色を描くことは難しく、スケッチを描いて戻るしかなかったのが、1800年代後半に絵の具がチューブになることで、モネなどの印象派が大きな時代の潮流になったなど、社会環境は大きく利便性のツールに左右されます。1600年代中頃のフェルメールなどは肉屋で豚の膀胱を入手して、高価な絵の具の袋にしていたのですから不便極まりない。
たとえば、このように利便性というものはおおきな社会変革につながるわけです。現代はリモートという利便性により、著名な大学教授の授業が無料で学べる時代です。情報や知識はそれを知る通信手段や利便性で社会を変化させます。情報や知識は今後メタバースによりもっと実態感をもって知り学ぶことができます。
それは、我々がnatural table を始めることにも繋がってきました。ですから学ぶことはリモートというツールがあればそんなに難しいわけではありません。そして、おそらく学びはより専門化して専門知識を持たないとならなくなるでしょう。
しかし、専門知識は孤立化が進み活用できるのは、立体的に関連を把握できる優れた一握りの人々に限られてきます。他の人は応用の効かないただの専門バカ(品がなくてすいません)と言われることになってしまいます。
いかにしてこの専門性のある知識を活用できるか、汎用性に結びつけるか、それは糊代のある教養知識を身につけることで応用できるように身につける必要があります。これはノーベル賞学者などがよく発見のポイントをスピーチなどで言われているようにセレンディピティー、すなわち偶然の出会いのような社会性の機会だと思います。
Natural table では知識以上に、人との出会いの機会が減ってきた今、リモートでそんな出会いを持っていただけるようなことを考えております。大事なことは人とのつながりです。特にセラピストは、分類(タクソノミー)の時にお話ししましたが。
- 知能・技能
- 思考力・判断力・表現力
- 主体性・多様性・協調性
リモートとはいえ、世界の同じ志の方々と会話し、教え合い、学び合うことは、知識と共に大変重要なことです。natural table が最も大切に考えていることはここにあります。リモートの中で積極的に交わる機会を自分で作れる能動的な環境を一緒に作っていきましょう!