今回もREFORMEDにお招きいただきスピーチの機会をいただきましてありがとうございます。
このような世界での交流は人間の利便性をもたらし、生活の価値観までもおおきく変える暮らしの変革、その凄まじいイノベーションを、今まさに我々は目の当たりにしているわけです。
このイノベーションを恩恵と考え対応した中で暮らしている限りは、距離や時間をまさに超越して、世界の誰とでもほぼ簡単に連絡が取り合え、臨場感のある交流が可能になってきました。
あらゆることが便利になんでもできること、
それは、便利さの享受だけのものになるか、あるいはインタラクティブ、すなわち相互対話が当然の社会において、能動的な自己発信力を各自が持つということが必要にもなります。
また、このインタラクティブな自由な発信とは逆にヒエラルキーの頂点にいるものには、かえってこのような相互のフラットな自由会話がなく視野が利己的で極端になくなることが昨今の世界の流れから理解できます。また、それはヒエラルキーに追随する情報弱者の人々を悲劇にも導きます。
我々は共に地域格差や教育格差、人種格差、性格差、などあらゆる格差が、natural tableの中では、できるだけレイヤーフリーでフラットな共創の世界になればと願っております。
もちろん、我々には、人それぞれの人生観があり、社会観があります。
百人百様の価値観があり、それに根ざした皆様それぞれのミッションが存在します。
それを生かすためにも共創の社会をnatural tableは求めます。
100年ライフを生きていく上で、人生の価値は技術方法論だけではなく、人間性に根ざしたものでなければならないでしょう。
そこには社会の幸せを組み入れたサスティナブルでエシカルな構想を持たなければならないと考えます。
世界の多様性の中で同質なものと異質なもの、この異なる二つから学ぶことは視野を広げ、新たな広がりのある学びの社会を創れると考えます。
我々は多様な学びの場を与えてくれているReformedとともにますます協力して、ともに活動を続けたいと思います。
これがnatural tableへの私の志の一つでもあります。
そして、日本においてもReformedの皆様の活動の場を互いに提供できるようにと願っております。ぜひ、3月13日のnatural table のイベントにお越しください。
お待ちいたしております。