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自然遺産屋久島紀行3

屋久島紀行3 西部林道
目次

屋久島の動物たちと滝

三日目はヤクシマザルやヤクシカに会いに西部林道へ

会えるかなぁ… 写真撮れるかなぁ… と心配しながら林道に入ったのですが、杞憂に終わりました。あちらにもこちらにもたくさん!こんな感じに仲良く一緒にいます。

お猿さんたちは道の端だけではなく真ん中にも集まって、車が来ても逃げる気配がありません。

観光客の人たちは先に進めずに止まって観察しながら待っています。私たちのガイドをしてくれたなおみさんのお友達は、生まれも育ちも屋久島の方だったので、そろりそろりと車を進めていきます。そうすると「しょうがないなぁ~」というように道をあけてくれます。

お猿さんたちが集まっているのをサル団子と言うそうですよ。

ヤクシマザルは私たちが動物園でよく見るニホンザルよりずーっと小さかったです。母ザルが大切そうに抱いている子ザルは、大人の片手の手のひらに乗るくらいの大きさでした。メチャクチャ可愛かったです。

そしてヤクシカも小さい! 奈良のシカの半分か2/3くらいの大きさです。

その大きさもあってか本当に可愛い! 抱きしめたいくらいでしたが、とても用心深く近づけませんでした。写真を撮ろうと車を降りるだけですぐに逃げてしまいます。たくさん会えたのですが、なかなか良い写真が撮れませんでした。残念!

西部林道から大川の滝(おおこのたき)へ

ゴツゴツとした岩と勢いのある滝の水。側にいるだけで体の隅々が綺麗になっていくように感じました。空気が美味しい!

ガイドをしてくれた生美さんが「滝つぼが見れる所まで行けますよ!」というので、娘を連れて行ってもらいました。

そしてこれが滝つぼです。

ウミガメの産卵で有名な永田いなか浜へ

次に向かったのはウミガメの産卵で有名な永田いなか浜。誰もいない海は静かで美しく、包み込まれるような安心感がありました。

特に感動したのが海の水の綺麗さもですが砂の美しさです。私の持っている砂の概念を変えました。 砂が黒くない!綺麗なたくさんの色の石を細かく砕いた感じで、パワースストーンの砂みたいでした。思わず持って帰りたいと思ったのですが、こちらも自然遺産。持ち帰りは禁止です。

今回の旅でシカさんにもサルさんにも癒されましたが、忘れてはいけないのがこちら!なおみさんのお家のニャンズです。3匹揃って個性波ぞろい。

広いお庭を自由に走り回っています。近所にも遊びに出かけて友達を連れて帰ってくることも… 猫にとっては天国のような環境です。

どこの家でも、近所のネコを自分の家のネコのように大切にしているようでした。羨ましい環境ですよね。かつては東京の下町もそうだったのになぁ…。

お庭で遊んでいたニャンズたち。なおみさんが呼ぶと喜んで近づいてきます。お庭の向こうに海が見えるのがわかりますか? 反対側はすぐ山なんですよ。

次回、自然遺産屋久島紀行最終回、屋久島の人々につづく

この記事を書きました 佐佐木景子
佐佐木景子講師

佐佐木景子》25年以上にわたりアロマセラピストの育成指導、商業施設や医療機関でのアロマ事業プロデュースを行う。 アロマセラピスト、心身健康アドバイザー、日本フィトセラピー協会理事、西九州大学客員教授、人間総合科学大学講師。FacebookYoutube

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