natural tableの活動-自然療法のSDGs
市邊さんへ
市邊さんの描く100年ライフのヴィジョン。市邊さんならではの洞察が光ってますね!
とはいえ、AIがどんなに発展しようとも、この世界からカラオケが無くなるなんてことはないはず!笑
何であれ、みんな何かしら学び続けたい!そして表現したい!と望んでいる。そして、科学技術の発展が、「何を学び、どう表現するか」という選択の幅を広げ、より上質なものにしてくれるのかもしれません。
最適化、効率化を委ねていけるデジタルの恩恵と、自分の手や体を使うというリアルの充足感を自由に行き来するのが、近未来の社会のカタチでしょうかね。
間違いなく、セラピストに求められるものも変わっていく。市邊さんのおっしゃるように、人々の生き方を複合的に受け止め、ホリスティックに文化に貢献する仕事という大きな視点で捉えていけるといいなあと思いました。
natural tableは、そんな未来を担うセラピストの皆さんにとっての交流や表現における共創の場なのですが、まだまだ「一体何をやっているグループなの??」「何を目指しているの?」といったご質問を受けることもあります.
市邊さんがおっしゃるように、natural tableはまず世界を繋ぐデジタルツールによるコミュニティーと言えますね。まさにこれらのツールを駆使して、多様で寛容、そして並列のコミュニティを目指しているわけですから。現在は、ライブ配信やセミナー、オンラインサロン、ブログ、研究会など、試行錯誤しながら少しずつ前進しています。(歩みはかなーりゆっくりですが!笑)
そして、自然療法を通して、世界と繋がり、壁を作らず、みんなが豊かになれる場を作っていきたいですね.
市邊さんからSDGsのお話が出ましたが、100年ライフの理想的なカタチを考える時、安心で安全な生活の基盤を世界中の人々が享受できる社会を実現することが大切です。そして、誰もがより良く生きる権利があり、培われた知恵を共有し合い、自然と共に生きることができたら素晴らしいと思います。
このSDGsを自然療法的に考えてみるのも面白いかもしれません。そこで思いついたのが、《自然療法におけるSDGs目標を作る》です!
こんな提案はいかがでしょう!?
自然療法を家庭の薬箱にする
情報の格差をなくす
セラピストの地位を向上する
学びの機会が平等にある
情報の信ぴょう性を客観的に捉える
業界や各団体などコニュニティー間のフラットな連携
こうやって考えるだけでも、natural tableでやりたいこと、やれることはまだまだいっぱいあるような気がします。それを皆さんの声を束ね合わせて作っていきたいなあ。
そんな発信や繋がり作りもnatural tableの一つの活動軸になっていると思います!
祥子より
【文通者プロフィール】
市邊昌史:natural table設立者。一般社団法人国際アロマセラピー研究所(ISA)代表。AAJ(現AEAJの前身)で国際委員長などを歴任し、国内外の多くのセラピストとの人脈を活かし次代のセラピスト育成や正しい自然療法普及のため「natural table」を設立。
濱田祥子:フランス在住22年。 アロマトローグ。アロマテラピー界の重鎮ピエール・フランコムに師事し、彼の著書『薬用エッセンシャルオイルの科学』(フレグランスジャーナル社)の総合監修を務める。《人、植物、地球のプラスの循環》を目指すサイエンス視点のアロマテラピーの啓蒙活動に尽力中。 「フランス アロマ授業ノート」主宰。